建築一般

  
場 所 原 論

建築はいかにして場所と接続するか

隈 研吾 著


ポスト震災の新しい建築哲学

18事例の素材・詳細を図解


B5変型判・144頁

価格2,310円(税込)
ISBN 978-4-87071-292-8

概 要

 本書は、建築家 隈研吾 が「建築は場所とつながっていなくてはならない」という哲学をていねいに「書き起こし」で解説している。
 本書には、3・11の震災後の新しい建築哲学が盛り込まれています。

隈研吾の代表作15事例と実験事例3例を、カラー写真と
  図版で詳細に解説している。

「場所」と「建築」の関係を歴史から徹底的に分析して、
  教科書としてまとめている。


   

内 容
 悲劇が建築を転換する
 「生産」が建築を救う

 収録事例
  1.亀老山展望台
     建築を消し、山を復元する
  2.北上川運河交流館
     環境保全と河川整備のためのトンネル型ミュージアム
  3.水/ガラス
     水平要素によって海と建築を接続する
  4.森舞台 登米町伝統芸能伝承館
     舞台を屋外化し、余白によって森と建築を接続する
  5.陽の楽家
     コンニャクと柿渋を塗った和紙一枚で建築を守る
  6.那珂川町馬頭広重美術館
     縦格子のレイヤーによって広重の雨を建築化する
  7.石の美術館
     場所の石を用いて、建築と場所をつなぐ
  8.宇都宮宝積寺駅 ちょっ歳広場
     大谷石の記憶、場所の記憶
  9.銀山温泉 藤屋
     異なる強度のスクリーンを重ねて場所と身体をつなぐ
 10.マルシェ梼原/梼原・木橋ミュージアム
     茅と杉による伝統と現代の架橋
 11.竹の家 GREAT BAMBOO WALL
     万里の長城と建築の接続
 12.安養寺木造阿弥陀如来坐像 収蔵施設
     敷地の土を用いた日干しレンガ工法の復活
 13.根津美術館
     屋根の重層によって、表参道と建築を接続する
 14.浅草文化観光センター
     木造の平屋を積層して、中高層建築を作る
 15.グラナダ パフォーミングアーツセンター 
     六角形の小建築を積層してオペラハウスを作る

 実験プロジェクト事例
 16.カサ・アンブレラ
     フラードームをより軽く、よりゆるく
 17.ウォーターブロック/ウォーターブランチ
     細胞をヒントにした、遊牧・自律型建築システム
 18.千鳥/GCプロソミュージアムリサーチセンター
     飛騨高山の玩具をヒントにした、小断面の木造ユニットシステム

 索引
    
       

掲載紙面紹介

 本書で掲載されている紙面の一部をご紹介します。
   

本書のカバー表


本書のカバー裏                


本書2ページ 「場所原論 災害と建築」


本書32ページ 「亀老山展望台」       


本書110ページ 「カサ・アンブレラ」

市ケ谷出版社