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Q1.0住宅 QPEX ver.4.0 マニュアル  新刊

Q1.0住宅 QPEX  ver.4.0 マニュアル

高断熱住宅(Q1.0住宅)を設計する際の暖冷房エネルギー計算プログラムQPEX その最新版のマニュアル。

著者 鎌田紀彦 監修
ジャンル 住宅・設備・環境
出版年月日 2021/08/20
ISBN 9784870719972
判型・ページ数 A4・124ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

第1章 QPEXで何が出来るか
第2章 QPEXプログラムの基本操作
第3章 計算結果表の見方
第4章 エネルギー消費性能計算(一次エネルギー)
第5章 QPEXプログラム~計算の詳細
第6章 気象データ

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内容説明

北海道では灯油を年間2000リットルも消費するので,建築関係者には灯油の消費量を増やさずに家全体を暖房して,快適な冬の暮らしができるようにすることが求められていた。そしてコストアップを極力抑える必要性から,暖房エネルギーを様々な仕様で,いろいろな建築関係者が簡単に計算できる方式を模索していた。

新住協は(鎌田紀彦代表),日本中の住宅が同じ問題を抱えていて,「高断熱・高気密住宅」(Q1.0住宅)はやがて日本中で必要になるだろうと確信していたので,暖房エネルギーの計算を北海道のみならず全国の立地を想定して,時間と労力をかけてプログラム開発を行っていた。

「QPEX」は,マイクロソフト社の表計算ソフトExcelをベースとしたプログラムで,Excelの初歩的な操作方法を知っていれば,誰でも容易に使いこなすことが出来る。しかも,省エネ基準の基本的な面積計算の方法を理解している人なら,ほとんどこのマニュアルを読んでいなくても,直感的に使えるように構成されている。

「QPEX」が最初に開発されたのは,2004年のVer.1だったが,2008年にはVer.2,2012年に冷房負荷計算を取り入れたVer.3へと改良された。特に,Ver.3への改良からは三協アルミ社商品技術部と共同の体制を組み,精度の高いプログラムに発展した。

「QPEX マニュアル」は,日本では最もユーザーの多い暖冷房エネルギー計算プログラムとなった。

このような経緯を経て,2021年,「気象データを2001~2010年の最新のデータ」に更新し,めまぐるしく変わる省エネ基準にも対応した「QPEX ver.4.0」をリリースした。この「Q1.0住宅 QPEX ver.4.0 マニュアル」は,暖冷房エネルギー計算プログラム「QPEX ver.4.0」をより効果的に使うための書籍である。

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